そこには救われる命がある!ありがとう。命を守り守る会

AEDは、救命機器として注目されているが3.7%ほどしから救われないとの残念結果もあり。救われる命 救われない命もありますが、あなた自身の命の響きについて考えます。

命の大切さと火の怖さ

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静かな夜が一変…?

もう、10年以上前のことです。私は当時高校生です。
その日は、静かな夜でした。
この時期、期末テストや、部活動といったことで、とても忙しくてほとんど寝れなかったり、家にいてもなにもできないという日々が続いていて、疲れていたのかベットに入って眠っていました。今でも覚えています。
只今の時間10時。いつもと違うのは隣の部屋の父と真ん中の弟が進路について話し合いをしていたぐらいです。
いつもだったら父は寝ていました。この日に限っては起きていました。刻一刻と近づいている恐怖を知らずに

火事発生

11時半、私は暑さと寝苦しさで目を開けました。何気なくドアを開けてみると煙が充満していました。私は一階にいる家族の元へ行こうとしましたが、煙と炎で先に進めず、一旦部屋に戻りました。
私の部屋は二階。窓を開けようとしましたが、熱で開けれず、どうしようかと悩み、私の頭の中はパニックでした。
その時、父が一階からよじ登って助けにきてくれました。私は暑さと閉じ込められたことにより、泣いていました。
泣くことしかできなかった。私の思い出も全て火の中。
うちに、犬と猫を飼っていましたが、猫は幸い散歩中で近所にいたそうで、犬はくさりを外して近くにいたら危ないからと逃してあげましたが、私の元へ戻ってきてしまいました。
後から聞いた話は近所の方が消防署に連絡してくださったそうです。
消防署よりも地元の消防団が近いので助けてくださりました。
ただ、私はやはり、自分の大切なものがったので取りに行きたくて、戻ろうとしましたが、止められました。
私だけ母の知り合いの家へ、両親や弟は幼馴染の家へ。私は心配して駆けつけてくれた母の知り合いが、私の様子をみて私だけ預かるのを申し出てくれました。
次の日から家に行き、後片付けをしました。
多くの近所の方が来てくれて手伝ってくれたり、使わなくなったものをくれたりしました。本当に感謝してます。

この体験から得たものとは…

私はたくさんの人に助けられました。もしかしたら、私はあの時、死んでいたかもしれない。
今は結婚して夫も子供もいます。あの時の私は想像もしていませんでした。助けていただいた方、私に関わってくれた方々にありがとうといいたいです。そして、今を大切にしてこれからを生きたいと思います。